2026年08月10日
【気になる文科通知】令和9年度入試改革:学力型推薦も「面接必須化」へ
文部科学省は令和8年5月27日、「令和9年度 大学入学者選抜実施要項」を公表・通知しました。今回の改定において、最も注目すべきは、総合型選抜および学校推薦型選抜(いわゆる年内入試)における「面接の完全必須化」です。
1.背景:実質的な「一般入試の早期化」へのメス
従来の年内入試では、一部の大学において実質的な「一般入試の早期化(青田刈り)」とも言える、学力テストの成績に極端に偏った合否判定(学力テスト型)が行われており、これが問題視されていました。
今回の改定はこれらを厳しく是正するもので、学力試験の比重が高い方式であっても、面接評価を必ず行うこととされました。
2.令和9年度入試「3大ニュース」
令和9年度大学入試における、最も重要な3つの変更点と入試方法の概要を極限までシンプルにまとめました。
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面接の必須化 |
総合型選抜と学校推薦型選抜で、能力や意欲を測る面接が必須となります(導入が難しい場合は遅くとも令和11年度までに導入する猶予措置あり)。 |
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文理横断の重視 |
言語能力や数理的思考力を問うため、複数教科を統合した記述式問題などの出題工夫が促されます。 |
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不正対策の強化 |
適正な本人確認の実施や、オンライン試験時の不正防止ガイドラインが追加されました。 |
3. 「3つの入試方法」一目でわかる違い
総合型選抜と学校推薦型選抜において、志望分野への意欲や適性を評価する面接(ディベートやプレゼン等も含む)の実施が必須となります。
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入試方法 |
主な評価内容と要点 |
出願開始 |
合格発表 |
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一般選抜 |
学力検査や小論文が中心。 |
各大学が設定 |
3月31日まで |
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総合型選抜 |
書類審査(学修計画書等)と丁寧な面接(必須)。 |
9月1日以降 |
11月1日以降 |
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学校推薦型選抜 |
高校長の推薦に基づき、調査書と面接(必須)で評価。 |
11月1日以降 |
12月1日以降 |
大学入学共通テストの日程は、本試験は令和9年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。
4. 評価される「学力の三要素」
すべての入試において、以下3つの力が多面的に評価されます。
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(1)知識・技能 |
基礎的な学習内容 |
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(2)思考力・判断力・表現力( |
課題を発見し解決する力 |
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(3)主体性・多様性・協働性( |
主体的に多様な人々と学ぶ態度 |
参考
・令和9年度大学入学者選抜実施要項及び大学院入学者選抜実施要項について(通知)(PDF:286KB)
・令和9年度大学入学者選抜実施要項等に関するQ&A(令和8年7月30日更新)(PDF:467KB)
