2026年01月28日
支払資金のてん末とは??
<Q>支払資金のてん末とは??
資金収支計算書の作成する目的の一つの「支払資金(現金及びいつでも引き出すことができる預貯金をいう。)の収入及び支出のてん末」(基準32条)とは具体的には、何のことですか?
<A>
「てん末」については、学校法人会計基準や文科省の通知類には定義の説明がありません。そこで「てん末」の意味を語源から紐解いていきます。「てん末」は漢字で「顛末」と書きます。この漢字を分解すると、その意味がより鮮明に見えてきます。
「顛(てん)」は、もともとは「頭(こうべ)」や「いただき」を意味し、「物事の頂点=はじめ」を指します。
「末(まつ)」は、木の枝の先を表す漢字で、「物事の終わり=結末」を指します。
つまり、「顛末」は、語源的には「頭(はじめ)から、末(おわり)まで」を意味します。
漢和辞典では「顛末」は「事がらのはじめから終わりまでの事情」と説明がありました(漢字源p1751)。
ですから一般的な解釈としては基準32条の「支払資金の収入及び支出のてん末」は、支払資金の始めから終わりまでということになります。これを具体的に言うと、前年度繰越支払資金、当会計年度中の実際の入金と出金、翌年度繰越支払資金のことを表しているといえるでしょう。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
