2026年01月07日
【改正基準】基本金は何故残ったか?
<Q>【改正基準】基本金は何故残ったか?
学校法人会計基準において、基本金制度が維持されている主な理由は何ですか?
<A>
基本金制度は、公教育を担う学校法人として、それぞれの建学の精神に基づく各学校法人の継続的な運営を可能にする観点から、校地・校舎等学校法人が諸活動を実施する上で必要な資産を自己資金で維持するための制度として、学校法人の健全性を維持する上で有効な仕組みと考えています。このため、改正後の学校法人会計基準においても基本金に関する規定を残しています。(参考:パブコメ結果/提出意見の概要及び意見に対する考え方)
<追加説明>
基本金の概念が難しいと聞くことが多いのでたとえ話で説明してみます。
基本金制度を「財産を守るためのダム」に例えることができます。学校の運営に必要な核となる基本財産(校舎や土地など)を維持するために、毎年の収入(雨水)の一部を基本金というダムに貯めます。このダムの水(基本金)は、日々の生活費(事業活動支出)に流用されることはなく、学校の存続と発展という公益目的のために、常に資産の形を保つことを求められます。これにより、一時的な収支の変動があったとしても、学校の基礎的な機能(基本財産の確保)が損なわれるのを防ぐことができます。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
