【子ども・子育て支援新制度】地域型給付とは？！

こんにちは！今日は、幼稚園法人の監事さんからの質問です。

＜Ｑ＞地域型給付とは？！

　地域型保育給付とは何ですか？

＜Ａ＞

　「地域型保育給付」は、子ども・子育て支援新制度における給付の一つで、小規模保育事業などの「地域型保育事業」に対して行われる給付金を指します。

もう少し詳しくご説明します。

(1) 子ども・子育て支援新制度における給付の種類

この新制度では、主に2種類の給付が創設されました。一つは認定こども園、幼稚園、保育所といった施設に対する「施設型給付」です。もう一つが、小規模保育等を対象とする「地域型保育給付」です。

(2) 対象となる事業

 「地域型保育給付」の対象となる「地域型保育事業」には、小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業の4つの類型があります。これらの事業は、主に待機児童の多くを占める0歳から2歳児を対象としています。

(3) 会計上の扱い

認可保育所や地域型保育施設の市町村からの委託費は「保育給付費」とも呼ばれ、会計上は補助金収入として扱われます。細かいことをいうと、「保育給付費」は自治体によっては「給付費」や「運営費支援金」と呼ばれることもあります。

したがって、「地域型保育給付」とは、子ども・子育て支援新制度のもとで、市町村の認可を受けた小規模保育所などの地域型保育事業に対して支給される公的な給付金であると理解できます。

今日は、ここまでです。