減少する待機児童?!修学支援制度の機関要件

2024年09月19日

営利法人の保育所の割合

保育園

今日は、大学法人の監事さんからのご質問です。

 






<Q>営利法人の保育所の割合

保育所を設置して株式公開している会社もあると聞きました。保育所を経営している営利企業はどのくらいの割合があるのですか?

 

<A>

 保育所の施設数でみると、2022年度の資料では全国平均で株式会社が15%程度となっています。(参考:保育情報2024年版(編集:全国保育団体連絡会/保育研究所)p144

図表1:設置主体別認可保育所の状況

1

2007

2012

2017

2022

株式会社

118

382

1,657

3,278

市区町村

11,603

10,275

7,947

6,477

社会福祉法人

10,163

11,873

12,303

11,650

その他

964

1,181

1,019

1,121

22,848

23,711

22,926

22,526

図表2:設置主体別認可保育所の割合

1

2007

2012

2017

2022

株式会社

1%

2%

7%

15%

市区町村

51%

43%

35%

29%

社会福祉法人

44%

50%

54%

52%

その他

4%

5%

4%

5%

100%

100%

100%

100%

参考:「保育白書2024P144

 

 そして、都道府県別では、東京都38%、神奈川県38%、千葉県29%と首都圏が高くなっています。

図表3:営利法人の割合(2022年)

(施設)

 

営利法人

市区町村

社会福祉法人

その他

総数

営利/総数

 

 

 

 

 

A÷B

全国

3,278

6,481

11,650

1,117

22,526

15%

北海道

80

194

319

43

636

13%

宮城県

56

146

152

31

385

15%

埼玉県

186

368

755

75

1,384

13%

千葉県

345

319

462

58

1,184

29%

東京都

1,351

639

1,357

170

3,517

38%

神奈川県

718

194

825

154

1,891

38%

広島県

54

235

169

26

484

11%

大分県

28

35

113

13

189

15%

参考:保育白書p145を加工

 

 今日は、ここまでです。







kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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