2024年09月17日
減少する待機児童?!
<Q>減少する待機児童?!
設置学校に幼稚園があるのですが最近、待機児童と聞かなくなりました。全国的に待機児童は減っているのですか?
<A>
一時は待機児童と騒がれた幼児教育・保育の業界も全国的には待機児童数がだいぶすくなりました。全国の待機児童数は2024年4月現在2,567人で、前年より113人減少しました。もちろんこれは全国的な話で、個別の地域、例えば沖縄県ではまだ待機児童が待っていたり、隠れ待機児童の問題もあります。
待機児童が減少した大きな要因は、「保育の受け皿施設の拡大」と「少子化の影響」です。困難だった保育士の確保も、保育士の待遇改善や資格取得支援などにより、保育士の確保が進みました(それでもまだ保育士さんは不足がちですが)。
※参考:こども家庭庁 保育所等関連状況取りまとめ(令和6年4月1日)及び「新子育て安心プラン」集計結果
政府も待機児童対策から方向を変えて、異次元の少子化対策として「こども・子育て支援加速化プラン」をまとめ、児童手当の拡充、出産費用の保険適用、出産・子育て応援交付金など2024年度から3年間を集中期間としています。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│