2022年09月26日
【経費】基準が形態分類を採用した理由は??
<Q>【経費】基準が形態分類を採用した理由は??
基準は、経理科目の分類に形態分類を採用しています(別表第一、第二)が、どうして形態分類にしたのですか?
<A>
基準は、昭和46年(1971年)4月に施行されましたが、その年の5月文部省管理局振興課が公表した基準説明資料によると
基準10条(資金収支計算書の記載科目)の解説部分です。
5 3により小科目を追加する場合は、形態分類による科目でなければならない。ただし、形態分類によることが困難であり、かつ、金額が僅少なものについては、機能分類または目的分類による科目とすることができる(別表第1(注)2参照)。 形態分類は取引をその対象に即して整理する科目分類で、最も客観性を備えている。一方、機能分類、目的分類による科目は、支出の目的または学校法人の活動を科目のうえで明示するための分類であるから、その内容は多岐にわたり、複雑になることを免れない。そこで、本省令においては、形態分類によることを原則とし、機能分類、目的分類を例外としたのである。 |
※基準が形態分類を採用した理由
形態分類 |
形態分類は取引をその対象に即して整理する科目分類で、最も客観性を備えている。 |
目的分類・ 機能分類 |
機能分類、目的分類による科目は、支出の目的または学校法人の活動を科目のうえで明示するための分類であるから、その内容は多岐にわたり、複雑になることを免れない。 |
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│