2022年10月07日
ヤングケアラーの実態
こんにちは!今日は、高校法人の監事さんとのやり取りからです。
<Q>ヤングケアラーの実態
ヤングケアラーの状況について教えてください。
<A>
ヤングケアラーには、法定の定義はないのですが、一般的に「本来大人が担うと想定される家事や家族の介護(病気や障害のある家族・親族の介護)や兄弟姉妹の世話など家族に関することに追われて、子供らしい生活や勉強の時間を取れない子供たち」のことを言います。
ヤングケアラーは、新聞でも見かえることが多くなりましたが、文科省のホームページにも細かな説明があります。
令和2年度に「ヤングケアラーの実態に関する調査研究」が行われ、子ども本人(中学生・高校生)を対象としたヤングケアラーの全国調査が初めて行われました。ここで世話をしている家族が「いる」と回答したのは、中学2年生5.7%、全日制高校2年生4.1%であるなどの実態が明らかとなりました。ということは、中学生では18人に1人、高校生では24人に1人がヤングケアラーを言うことになります。
令和3年度 調査研究(報告)(株式会社日本総合研究所のウェブサイトへリンク)
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│