2022年06月20日
【奨学金】大学の修学支援制度の新しい動き
<Q>【奨学金】大学の修学支援制度の新しい動き
大学の修学支援制度の新しい動きは何かありますか?
<A>
広場の事務局では特別な情報を持っているわけではありませんが、2022.6.7閣議決定された通称「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針2022 について)に給付型奨学金を充実させる記述がありました。
※「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針2022 について)
(質の高い教育の実現) 人への投資を通じた「成長と分配の好循環」を教育・人材育成においても実現し、「新しい資本主義」の実現に資するため、デジタル化に対応したイノベーション人材の育成等、大学、高等専門学校、専門学校等の社会の変化への対応を加速する。このため、教育未来創造会議の第一次提言等に基づき、以下の課題について、必要な取組を速やかに進める。 新たな時代に対応する学びの支援の充実を図る。このため、恒久的な財源も念頭に置きつつ、給付型奨学金と授業料減免を、必要性の高い多子世帯や理工農系の学生等の中間層へ拡大する。また、減額返還制度を見直すほか、在学中は授業料を徴収せず卒業後の所得に応じて納付を可能とする新たな制度を、教育費を親・子供本人・国がどのように負担すべきかという論点や本制度の国民的な理解・受け入れ可能性を十分に考慮した上で、授業料無償化の対象となっていない学生について、安定的な財源を確保しつつ本格導入することに向け検討することとし、まずは大学院段階において導入することにより、ライフイベントも踏まえた柔軟な返還・納付(出世払い)の仕組みの創設を行う。官民共同修学支援プログラムの創設、地方自治体や企業による奨学金返還支援の促進等、若者を始め誰もが、家庭の経済事情にかかわらず学ぶことができる環境の整備を進める。 |
今日は、ここまでです。