2021年11月08日
【地方公務員】会計年度任用職員って何?
<Q>会計年度任用職員って何?
新聞で見かけた会計年度任用職員がよくわかりません?
<A>
会計年度任用職員は、公立学校の話で地方公務員法が改正されて生まれた職員のことだと思います。根拠は、地方法務員法の「(会計年度任用職員の採用の方法等)22条2」にあります。
2020年4月に非正規公務員の処遇改善を目的に「会計年度任用職員」制度が導入されました。公立学校の非常勤講師は、従来は特別職の地方公務員とされていましたが、新制度の下では、会計年度任用職員として位置付けられることになります。
ただ、新聞報道を見たとところでは、まだまだ課題もあるようです。
教員に限らず会計年度任用職員全体の実態調査を最後に見ておきます。
総務省「地方公共団体における会計年度任用職員等臨時・非常勤職員に関する調査について(ポイント)」から 令和2年4月1日現在 (2) 会計年度任用職員 ○ 会計年度任用職員の職員数 62.2万人のうち、その約9割がパートタイムとなっている。 ○ 女性の割合は全体の約8割を占める。 ○ 団体区分別では、市区が36.1万人(58.1%)、都道府県が10.6万人(17.0%)、町村が8.0万人(12.9%)、指定都市が5.8万人(9.4%)となっている。 ○ 主な職種は、一般事務職員が最も多く18.3万人(29.4%)、技能労務職員が6.2万人(10.0%)、保育所保育士が5.8万人(9.3%)などとなっている。 |
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 12:46│Comments(0)│