2020年05月14日
【基本金明細表】第2号基本金の「−」表示の理由は?
<Q>【基本金明細表】第2号基本金の「−」表示の理由は?
基本金明細表の様式をみると、「要組入高」と「未組入高」の列が「−」表示なのは、どうしてですか?
※基本金明細表のイメージ
事項 | 要組入高 | 組入高 | 未組入高 |
‥‥‥‥ 第2号基本金 前期繰越高 当期組入高 当期取崩高 当期末残高 ‥‥‥‥ | ‥‥‥‥
− − − − ‥‥‥‥ | ‥‥‥‥ | ‥‥‥‥
− − − − ‥‥‥‥ |
<A>
第2号基本金の組入予定額は、理事会の決議を経た基本金の組入計画によってはいるのですが、取得予定の固定資産、例えば体育館の建築計画が諸事情により中止になることも無くはありません。このように第2号基本金の組入予定学は、将来の事情に応じ変更もされ得るという予定的・可変的な性格を持っているとの理由で、第2号基本金の「要組入高」は「−」表示することになっています。ですから「要組入高」には、「第2号基本金引当特定資産」の金額を書くことはしません。
第2号基本金の組入れ額や取崩し額は「組入高」欄に数字を書きます。
「未組入高」欄は、「要組入高から組入高を減じた額」と言う差額概念です(第十号様式(注)4)。しかしながら「要組入高」に金額がないので「未組入額」欄には差額の金額が書けません。このため第2号基本金の「未組入高」欄は、「−」表示されることになってきます。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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