2020年04月02日
【年度表示】予算書や計算書類の年度表示
<Q>【年度表示】補正予算書や計算書類の年度表示
前年度の補正予算書や計算書類は、「平成31年度」ですか?令和元年度ですか?
<A>
皆様のお手元にある私学事業団の月報私学2019.12号「経営実務Q&A」の設問が役立ちます。
計算書類の年度表示 Q2 計算書類の年度表示について教えてください。本法人は和暦で表示していますが、「平成31年度」と「令和元年度」のどちらにすべきでしょうか。それとも、西暦表示にした方がよいのでしょうか。 A2 「平成31年度」と「令和元年度」のどちらの表示でも構いません。また、和暦・西暦のどちらがよいとの定めはありません。なお、所轄庁からの指示がある場合は、それに従ってください。 |
<事務局補足>
事務局としては、「改元に伴う元号による年表示の取扱いについて」(平成31年4月1日 新元号への円滑な移行に向けた関係省庁連絡会議申合せ)も参考になります。
(2)予算 国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降は、当年度全体を通じて「令和元年度」とし、これに伴い、当年度予算の名称は、各府省が改元日以降に作成する文書においては「令和元年度予算」と表示するものとする。 なお、国の予算について、改元のみを理由とした補正等の手続は行わず、改元日以降最初の補正予算を作成する場合においては、当該補正予算に表示される元号について、「令和」を用いて表示した上で作成するものとし、当該予算総則において、平成31 年度予算全体における元号の表示について、「令和」に統一する旨を明示するものとする。 |
そして、この翌日の4月2日文科省の事務次官通知「元号の制定について(通知)」(31文科総第3号平成31年4月2日)が発出されているので、4月1日の申し合わせを参考にしたい感じです。そうすると、学校法人の場合は、「令和元年度補正予算」「令和元年度計算書類」というのが綺麗な感じです。
今日は、ここまでです。