2019年12月05日
【固定資産】校内無線LAN工事の会計処理
こんにちは!今日は、ある高校でのご質問です。
<Q>【固定資産】校内無線LAN工事の会計処理
学校では、生徒にタブレットを貸与し、校内で無線のインターネットが使えるようにネットワーク用に校内無線LAN工事を行いました。この場合の校内のネットワーク工事の会計処理がわかりません。
<A>
LAN工事は、見積書などを吟味しながら、工事現場を実際に目で見て確認して、取引事実を理解し、会計処理を決めていきます。会計処理の理解より、取引内容の事実確認の方が難しいことでしょう。
一般的な校内LAN工事については、私学事業団の実務問答集が綺麗にまとめているので参考にして下さい。
182 学内LANの会計処理
A LAN とは校舎内などの限られた区域内で、複数のコンピュータなどの情報機器をケーブルなどで相互に接続するネットワークのことをいう。一般にこのLAN の導入に際しては、ケーブルの敷設工事のほかに、サーバやクライアントのパソコン、通信装置、接続装置などが必要になる。 この場合、通信装置等を購入した場合は「設備関係支出」(装置等が資産計上基準未満の場合は「経費支出」)となり、リースによって導入した場合は、リース契約の内容に応じて「設備関係支出」又は「経費支出」になる。 また、敷設工事費は、工事の規模や施工形態によって、「設備関係支出」となる場合と「施設関係支出」になる場合に分かれるため、個々の事例に応じて検討する必要がある。例えば、建物躯体工事や構築物設置工事などを伴う大規模な敷設工事の場合は「施設関係支出」として処理することが妥当である。 |
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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