【幼児教育の無償化QA10】無償化までの手続き【幼児教育の無償化QA12:新制度園】食材料費の取り扱い

2019年09月12日

【幼児教育の無償化QA11】新しい認定区分(施設等利用給付認定)

幼稚園 こんにちは!ご質問が多いので幼児教育の無償化の概要をミニ解説しています。

 





【幼児教育の無償化QA11:私学助成園

<Q>新しい認定区分(施設等利用給付認定)

 私学助成の幼稚園では、新1号、新2号ができるといいますが、どういう内容ですか?

 

 

<A>

 従来、施設型給付費を受ける園では、1号認定子ども、2号認定こども、3号認定こどもがいました。

 10月からは私学助成の幼稚園は、施設等利用費の支給を受けることになりますが、ここででは、新しく「新1号認定」「新2号認定」が新設されました。

 認定区分は、新3号まであるので、新1号〜新3号までの内容を説明します。概略です。1号、新2号、新3号の認定を「施設等利用給付認定」と言います。

 

1.新しく創設された認定区分(施設等利用給付認定)

認定区分

支給要件

支給対象施設(概要)

支給対象

教育・保育

預かり保育

1号認定こども

満3歳以上(下記、新2号、新3号に該当しない)

幼稚園(私学助成等)

×

2号認定こども

41日時点で、満3歳以上で、保育の必要性の事由に該当する子ども

幼稚園(私学助成等)、幼稚園・認定こども園の預かり保育、認可外保育施設、預かり保育事業、時預かり事業等

新3号認定こども

41日時点で満3歳未満で、保育の必要性の事由に該当する住民税非課税世帯の子ども

 

 もっとシンプルにします。

2.新しく創設された認定区分(施設等利用給付認定)

認定区分

対象年齢

保育の必要性

住民税要件

1

満3〜5歳児クラスの子

×(なし)

×(なし)

2

満3〜5歳児クラスの子(※1)

〇(あり)

×(なし)

3

0〜2歳児クラスの子(2)

〇(あり)

〇(非課税世帯)

1)満3歳になった日以後最初の41日からの子。

2)満3歳になった日以後最初の年度末までの子

 

 なお、正確な実務情報は、関係する自治体のホームページが一番役立つでしょう。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0) 《特集 2019幼児教育の無償化》 

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