2019年02月28日
【図書関係】電子ジャーナルの会計処理は?
<Q>【図書関係】電子ジャーナルの会計処理は?
大学では、〇〇学会の学術雑誌は、電子ジャーナルで読んでいます。電子ジャーナル代金は経費ですか? それとも資産計上ですか? どちらが良いでしょうか?
<A>
電子ジャーナルは、雑誌の記事を電子化したもので、インターネット上で本文全文を読むことができます。「Online Journal」とか「E-journalと呼ばれることもあります。電子ジャーナルだと、論文の検索ができて便利です。
さて、電子ジャーナルは、雑誌のコンテンッが電子化されたものと考えられますので、利用の態様に従い、当該の雑誌を冊子形態で購入した場合に準じた会計処理を行うことになります。電子ジャーナルを図書の会計処理に準じて考えると、長期間にわたっての保存や使用が予定されない電子ジャーナルであれば、事業活動支出になるでしょう。
同様の設問が私学事業団の実務問答集にありますので参考にして下さい。
210 電子ジャーナルの購入 Q 本学では研究活動に利用するため電子ジャーナルを購読しているが、購読に係る費用については、どのように処理すべきか。
A 電子ジャーナルとは、紙媒体で刊行される雑誌および雑誌内の記事が電子化され、購読者に配信されるものであることから、紙媒体の雑誌を購入した場合の会計処理に準じて、資産とはせず「消耗品費」等の経費として処理することが妥当である。 なお、本問の電子ジャーナルは研究活動に使用するものなので、「教育研究経費(支出)」となる。 |
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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