2018年04月13日
【注記】第4号基本金相当の資金に関する注記の記載例
<Q>第4号基本金相当の資金に関する注記の記載例
当法人では、「当該会計年度の末日において、第4号基本金に相当する資金を有していない場合のその旨と対策」の注記で、今年度は資金を持っています。注記例を教えてください。
<A>
今回の注記は、省略できない、記載することが必須の注記ですね。それでは、改正基準の文科省の8号通知から記載例を引用します。
当該会計年度の末日において、第4号基本金に相当する資金を有していない場合のその旨と対策 (例1 該当しない場合) 第4号基本金に相当する資金を有しており、該当しない。 |
ここで補足ですが、「第4号基本金に相当する資金」と言うのは、現金預金及びこれに類する金融商品を言います。
この現金預金とは貸借対照表上の現金預金です。これに類する金融商品とは、他の金融商品の決済手段として用いられるなど、支払資金としての機能をもっていて、かつ、当該金融商品を支払資金と同様に用いている金融商品をいいます。
もし第4号基本金引当特定資産があればこの特定資産を含むのですが、その他の特定資産は含めないものことになっています。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
│☆ 注記