2017年04月24日
【決算】固定資産明細表と基本金明細表の数字がつながらない?
<Q>【決算】固定資産明細表と基本金明細表の数字がつながらない?
固定資産明細表の有形固定資産の「期末残高80」と基本金明細表の第1号基本金の「要組入高」の当期末残高100が一致しません。合わせるにはどうしたら良いですか?
※イメージ図
固定資産明細表
科目 | 期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 期末残高 | 減価償却額の累計額 | 差引期末残高 | |
有形 | 計 |
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| 80 |
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特定 |
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その他 |
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基本金明細表
事項 | 要組入高 | 組入高 | 未組入高 | 摘要 |
第1項基本金 前期繰越高 当期組入高 当期取崩高 当期末残高 |
100 |
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<A>
まず、基本金台帳を落ち着いてみてみます。
基本金台帳がなく固定資産台帳で代用している場合は、各表の期首の残高が一致しているか見てみます。
一般的に考えられる金額相違の原因としては、
・基本金対象資産の範囲を正確に捉えているか。
基本金対象資産=有形固定資産とは限りません。
借地権のような(中科目)その他の固定資産が基本金対象資産になっている場合もあります。
・基本金の繰延があるかどうか。
基本金の繰延があれば、繰延額だけ固定資産明細表と基本金明細表の金額がずれてきます。
基本金台帳を作成していない場合でも前会計年度の基本金明細表を見れば、基本金の繰延額があるがどうかわかります。
どうぞ確認して見てください。
今日は、ここまでです。