2017年04月07日
【決算】内部取引は残すか?消すか?どっち!
<Q>内部取引は残すか?消すか?どっち!
決算で資金収支内訳表をまとめています。ただ、設置学校間の内部取引があり残すか相殺するか迷っています。どうしたら良いですか?
<A>
各部門相互間の内部取引がある場合、企業会計で内部取引を相殺消去しました。
しかしながら、学校会計では部門相互間の内部取引について相殺消去する場合と相殺消去しない場合があります。
区分 | 内容 |
1.内部取引を消す場合 | 単なる部門間の資金移動 <例>法人本部が大学にお金を貸した。 |
2.内部取引を残す場合 | 部門間の教育研究活動を正しく把握する必要がある場合。 <例> 大学の学生が幼稚園に教育実習に行き、謝金を払った場合。大学では教育実習費支出が計上され、幼稚園では雑収入が計上されます。 |
(参考:.内部取引の表示に関するQ&A(学校法人委員会研究報告第27号)
今日は、ここまでです。