2017年02月28日
【質問特集1】仕訳科目について
こんにちは!今日は、ある学校会計の研修会での御質問を特集しています。幼稚園さんからの御質問です。
<Q1>仕訳科目について
「補助金を使用して購入した教研用機器備品は(教)消耗品費で計上する」と聞いたのですが、それでよろしいのでしょうか。ご指導よろしくお願い致します。
<A1>
補助金を利用して購入した教育用の機器備品類は、あくまでも学校の固定資産計上基準に従って、教育研究用機器備品か(大科目)教育研究経費(小科目)消耗品費などで会計処理します。
なお、今回の所轄庁の計上基準は、
(1)機器備品の計上基準 教育研究用機器備品及び管理用機器備品に計上する基準は、次のとおりとする。 ア 耐用年数が1年以上であり、かつ、1個又は1組の価額が一定金額以上であるものとする。 この一定金額は、100,000円を超えない金額で、学校法人が定めること。 イ 少額重要資産については、上記アにかかわらず、すべて計上すること。 |
もし、補助金の交付要綱に「補助金を使用して購入した教研用機器備品は(教)消耗品費で計上する」とあれば、これは政策的な会計処理になりますので、一度、補助金の交付先に確認するのが良いでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。