【注記】デリバティブ取引の注記の説明【資産】固定資産の残存価額

2016年11月08日

【注記】退任した理事長との取引

校長こんにちは!今日は、高校法人の経理の方からのご質問です。

 

<Q>退任した理事長との取引

 当法人のA理事長より学生寮の校地を借りて賃料を払っていましたが、6月末で退任し7月よりB理事長となりました。今年度の決算では、関連当事者との取引はなくなるのですか?

 

<A>

 限られた情報でのご質問ですので、A理事長は7月より関連当事者でなくなったとの前提での御回答です。

 

 関連当事者に該当するか否かは、個々の取引の開始時点で判定するものとし、関連当事者が会計年度中に関連当事者に該当しなくなった場合には、関連当事者に該当している間の取引については注記しなければなりません。従って、今回の場合、4月〜6月のA理事長と学校との取引が関連当事者との注記として必要になります。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 注記 

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