2016年03月31日
【図解】基本金の組入額と取崩額の決め方
<Q>基本金の組入額と取崩額の決め方
基本金は、各号ごとに組入が額や取り崩す額を決めるとのことですが、どういう事ですか?
<A>
基本金の組入額と取崩額は部門別に計算を行っている場合などを除いて、基本金は各号ごとに組入額又は取崩額のいずれかが把握されます(2号からの振替を除きます)。
これは、文科省の通知で決まっていることです。
「学校法人会計基準の一部改正に伴う計算書類の作成について(通知)」
(平17.5.13。17高私参第1号)
I基本金の取崩し要件の見直し(第31条関係) (1)基本金の組入額及び取崩額の計算は、第30条第1項各号の基本金毎に、組入れの対象となる金額が取崩しの対象となる金額を超える場合には、その超える金額を基本金の組入額として取り扱うものとし、また、取崩しの対象となる金額が組入れの対象となる金額を超える場合には、その超える金額を基本金の取崩額として取り扱うものとすること。 ただし、固定資産を取得するために、第2号基本金を第1号基本金に振り替える場合には、この計算に含めないこと。 |
早わかりの図解をつけておきます。
今日は、ここまでです。
