【運営】理事の任期途中での辞任【基本金】第4号基本金の算定

2015年06月18日

【秘訣】誰にも聞けない基本金明細表の見方のコツ!

わからないこんにちは!ある学校でのご質問です。




<Q>基本金明細表の見方

 今年度より法人事務局長を努めています。しかし、人には大きな声で言えないのですが前年度の決算書をみておりましたが基本金明細表がチンプンカンプンです。簡単で良いので見方を教えて下さい。



<A>

 下記の図は、基本金明細表を正確に表現したものではありませんが、経営幹部の方など経理の専門家でない方にとって参考になる早わかりの図表です。



 まず、貸借対照表(バランスシート)をイメージします。すると、借方(左側)には校地・校舎などの固定資産が100あります。この固定資産は、学校が継続して持ち続けたいと計画する基本金対象資産に近い金額です。このバランスシートの左側の金額が、たまたま基本金明細表の左側の要組入高に一致します。



 次は、財源です。バランスシートでは、この固定資産の財源を貸方(右側)で見ます。すると、自己資金での手当てが60で、これが基本金の残高60になります。残額40は借入金によるもので、まだ自己資金での支払いが済んでいません。これは、基本金明細表では未組入高と表示されます。



(以下は、経理の専門家向けのコメントです。)

 なお、この説明では、基本金の繰延高を考慮しないで簡単に説明しています。

 また、学校法人会計基準上で比較的規模の小さい知事所轄学校法人(高等学校を設置するものを除く)については、その事務組織の実態などを考慮して簡略化を図るため、基本金明細表を作成しないことができますが(基準37)、別途、都道府県より作成の指示が出ている場合があります。



 今日は事務局執筆の本(p224〜225)の引用でした。

 今日は、ここまでです。


基本金明細表 


 


 


 


 


 



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 基本金 | ☆ 内訳表・明細表

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