2015年05月22日
【注記】貸借対照表の注記の番号の要否
<Q>貸借対照表の注記の番号の要否
決算理事会で、外部理事からの質問がありました。「貸借対照表の注記には、通し番号がないので、わかりづらいです。」
注記の通し番号は、付けるべきですか?付けないべきですか?
<A>
基準の34条で貸借対照表には、必ず7つ書くことになっています。
結論は、注記の通し番号は、付けても付けなくてもどちらもOKです。
個人的には、通し番号があった方がわかりやすいと思うのですが、学校会計では、注記の通し番号の有無は、両方の方法が認められています。
1.「注記の通し番号」を付けない根拠
「基準の第6号様式(第35条関係)貸借対照表」の注記には、注記の通し番号はありません。
2.「注記の通し番号」を付ける根拠
文科省の注記事項記載例には、注記の通し番号があります。
※従来基準では、学校法人会計基準の一部改正に伴う計算書類の作成について(通知)(平17.5 .13 17高私参第1号)
※改正基準では、学校法人会計基準の一部改正に伴う計算書類の作成について(通知)(平25.9.2 25高私参第8号)
今日は、ここまでです。