2015年05月14日
【株式】有価証券売却差額の表示
<Q>有価証券の売却差額の表示
今年度、有名企業の株式を売却し儲けがでました。資金収支計算書のひな形では、(大科目)資産売却収入(小科目)有価証券売却収入の指定があります。しかしながら、消費収支計算書では、ひな形に(大科目)資産売却差額しかありません。小科目はどうしたらよいでしょうか?
<A>
資産処分差額の「小科目」は、基準の第4号様式(消費収支計算書)に(大科目)資産売却差額がありますが小科目は(何)となっており、資金収支計算書の資産売却収入のような具体的な小科目の列挙がありません。
そこで、消費収支計算書の小科目は、資産売却収入の小科目にならい「有価証券処分差額」とするのが通例です。
このため、会計士協会の科目別チェックリストでは「有価証券売却差額」が使われています(研究報告第8号)。
【参考:改正基準】
改正基準の事業活動収支計算書では、有価証券売却差額は特別収支の区分に表示されます。
今日は、ここまでです。