2014年03月17日
【資産】リース資産の減価償却の方法
<Q>リース資産の減価償却方法
マイクロバスを500万円(リース料総額)をリース取引で取得しました。会計的には所有権移転外ファイナンス・リース取引で車両として資産計上しています。
この場合の減価償却はどうなるのでしょうか。
<A>
学校会計で、参考例としては、「リース取引に関する会計処理について(通知)」に関する実務指針(日本公認会計士協会)の計算例1-8では、「減価償却額はリース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとして計算する。」として計算しています。
企業会計を参考にすると「所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減価償却費は、原則として、リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとして算定する。
(企業会計基準第13号 リース取引に関する会計基準 12)」となっており学校会計の計算例を同じです。
加えるとすれば、実務的には、残価保証があるかも知れないので、次の算式の定額法が無難かと思います。
(リース料総額−残価補償額)×当年度の月数
リース期間の月数
それでは、今日は、ここまでです。