2014年03月07日
【運営】外部役員の人数は？
こんにちは！ 高校の理事長よりのご質問です。
＜Ｑ＞外部役員の人数
今、法律では、外部の役員は何名必要なのですか？
＜Ａ＞
学校法人の役員については私学法の定めがあります。
私学法では、学校法人の理事の定数を5人以上、監事を2人以上と定め（私学第35条��)、役員には、いわゆる外部理事、外部監事をそれぞれ1名以上加えることが義務づけられています（同38条��)。いずれも平16年私学法改正でもうけられた規定です。
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（役員） 第35条 学校法人には、役員として、理事５人以上及び監事２人以上を置かなければならない。 （役員の選任） 第38条 ５ 理事又は監事には、それぞれその選任の際現に当該学校法人の役員又は職員（当該学校法人の設置する私立学校の校長、教員その他の職員を含む。以下同じ。）でない者が含まれるようにしなければならない。 |
外部理事を1名以上入れる趣旨は、少数理事による専断を排除し公益性を確保するとともにするとともに、法人運営に多様な意見を取り入れ経営機能を強化するためです。
また、外部監事を1名以上入れる趣旨は、同じく少数理事による専断を排除し公益性を確保するとともにするとともに、監査の適正や客観性を高めるためです。
なお、別途寄附行為で具体的な外部理事・外部監事の人数を決めている場合があるのでご留意下さい。
今日は、ここまでです。
