【改正】新・学校法人会計基準(第一号様式)(1/2) 資金収支計算書【収入の部】【基本金】文部大臣「裁定」の意味?!

2013年09月25日

【改正】新・学校法人会計基準(第二号様式) 資金収支内訳表

強調120 こんにちは! 改正学校法人会計基準の新様式を掲載してみました。第二号様式(資金収支内訳表)です。資金収支内訳表は、現行とほぼ同じです。赤い字は、改正点。青い字は、事務局コメントです。データー容量の関係で、小科目は省略です。

 

 資金収支内訳表は、資金収支計算書と若干の科目修正がありますが共に維持されます。余計なことですが、計算書類の本体の資金収支計算書は、「書」で、付属表になる資金収支内訳表は、「表」になります。

 

 少しだけ資金収支内訳表の様式の考え方を復習しておきます。

 「金収支内訳表は、学校法人の行う当該年度の諸活動、特に教育研究活動の単位ごとの収入支出を明らかにし、その運営状況を把握することによって役立つように作成します。そのため、例えば前受金収入や資産運用支出のように当該会計年度の収入支出であっても、当該会計年度の諸活動に対応しないものについては、資金収支内訳表から除外することとしており、記載科目についても、資金収支計算書記載科目のうち、諸活動対応部分以外の科目の記載は省略する様式としています(野崎先生p55)。」

 

 新・学校法人会計基準では、

「(資金収支内訳表の記載方法等)

第13条 5.資金収支内訳表の様式は、第二号様式のよおりとする。」とあります。


 

号様式

資 金 収 支 内 訳 表

年  月  日から

年  月  日まで

 

収 入 の 部

(単位:円)

科目\部門

学校法人

()

総額

学生生徒等納付金収入(小科目省略)

 

 

 

手数料収入     (小科目省略)

 

 

 

寄付金収入     (小科目省略)

 

 

 

補助金収入     (小科目省略)

 

 

 

資産売却収入

←小科目名を分離整理する

  施設売却収入

←従来の不動産売却収入を分離整理

  設備売却収入

←従来の不動産売却収入を分離整理

  有価証券売却収入

 

 

 

  (何)

 

 

 

付随事業・収益事業収入(小科目略)

←事業収入の科目名変更

受取利息・配当金収入

←資産運用収入を分離 

  第3号基本金引当特定資産運用収入

←3号の運用収入をみえるようにした 

  その他の受取利息・配当金収入

←3号の運用収以外の金融商品の運用収入をみえるようにした 

雑収入

 

 

 

  施設設備利用料収入

←資産運用収入より分離・引越 

  廃品売却収入

 

 

 

  (何)

 

 

 

借入金等収入    (小科目省略)

 

 

 

  計

 

 

  /

支 出 の 部

(単位:円)

科目\部門

学校法人

()

総額

人件費支出     (小科目省略)

 

 

 

教育研究経費支出  (小科目省略)

 

 

 

管理経費支出    (小科目省略)

 

 

 

借入金等利息支出  (小科目省略)

 

 

 

借入金等返済支出  (小科目省略)

 

 

 

施設関係支出    (小科目省略)

 

 

 

設備関係支出

 

 

 

  教育研究用機器備品支出

 

 

 

  管理用機器備品支出

←経費の教管区分に合わせる

  図書支出

 

 

 

  車両支出

 

 

 

  ソフトウエア支出

←ソフトウエア通知の影響

  (何)

 

 

 

 

 

 

 

  計

 

 

 

(注)1 学校法人が現に有している部門のみを掲げる様式によるものとする。

   2 この表に掲げる科目に計上すべき金額がない場合には、当該科目を略する様式によるものとする。

   3 この表に掲げる科目以外の科目を設けている場合には、その科目を追加する様式によるものとする。

   4 どの部門の収入又は支出であるか明らかでない収入又は支出は、教員数又は在学者数の比率等を勘案して、合理的に各部門に配付する。



kaikei123 at 07:01│Comments(0)TrackBack(0) 【★H27年施行 改正基準(本文・別表・様式)ミニ解説付】 

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