2013年08月12日
【資産】耐震補強工事の耐用年数
<Q>建物補強工事の耐用年数
第一校舎について建物の耐震補強工事を行いました。建物支出になると思うですが耐用年数はどのように考えたらよいでしょうか?
<A>
建物の耐震補強工事については、建物の強度を増すための工事であり、質的向上を伴うものであるため、「建物支出」で会計処理します。
今回の建物支出の耐用年数は理論的には当該支出による効果を測定し改めて耐用年数を算定することになります。しかしながら、一般には効果の測定が困難な場合が多いため、耐用年数を改めて算定することが困難な場合には、既存の建物の残存年数によることも認められます。
(参考:事業団の実務問答集第3版Q185)
今日は、ここまでです。