2013年04月24日
【基本金】基本金明細表の作り方
<Q>基本金明細表の作り方
基本金明細表を作成しているのですが「要組入高」、「組入高」、「未組入高」の各欄の意味を正確に言うとどうなるのですか?
<A>
基本金明細表の作り方を正確に説明するには、学校法人会計基準に従った用語で説明します。基本金明細表は基準の本文に続く第9号様式にあります。
ここでは第1号基本金について図解します。
(基準:第9号様式)
基本金明細表
事項 |
要組入高 |
組入高 |
未組入高 |
摘要 |
例 第1号基本金 当期組入高 校舎建築 |
100 |
80 |
20 |
|
【説明】 組入れ及び取崩しの原因となる事実ごとに記載する (基準第9号様式・注2) |
取得した固定資産の価額に相当する金額 (基準第9号様式・注3) |
諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額(基準29条) |
要組入高から組入高を減じた額(基準第9号様式・注4) |
|
【ポイント】 |
内容は基本金対象資産の金額です。 |
理事会で決定した金額です。 |
差額概念です。 未組入高20=要組入高100−組入高80 |
|
今日は、ここまでです。