2010年11月29日
【固定資産】ソフトウエアの耐用年数
こんにちは! 先日、高校の事務長から「ソフトウエアの耐用年数」のご質問をいただきました。
<Q>パソコンで使うソフトウエアを資産に計上した場合、ズバリ耐用年数は何年にしたら良いのでしょうか?
<A>
耐用年数は、本来は各学校法人が実情にあわせて経理規程で、全ての固定資産について独自に定める必要があります。
ただ、学校で実際に耐用年数を決めるのは困難なので、会社が利用する大蔵省令や、学校法人委員会報告第28号「学校法人の減価償却に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会)の耐用年数表を参考にします。
しかし残念ながら、この学校法人委員会報告第28号にはソフトウエアの例示がありません。そこで、企業会計の例を参考にすると、企業会計ではソフトウエアは通常、耐用年数は5年として、5年を超える耐用年数を使う場合はしかるべき論拠が必要になります。