【注記】リース資産の注記に注意2【注記】会計処理の変更注記

2010年05月10日

【注記】リースとソフトウエアの会計処理の変更

考えるこんにちは! 今日は、タイムリーな「重要な会計方針の変更等」の注記のご質問を大学の経理課長さんからいただきました。

 

<Q>平成21年度の決算は、リースとソフトウエアの通知があり、会計処理の変更の注記が必要です。

 そこで、「学校法人委員会研究報告第16号 計算書類の注記事項の記載に関するQ&A」のQ31をみると記載例が2つ出ていました。そのうち記載例1は「…当年度消費収入超過額が□□円あり……」とあります。

 

 当法人では、消費支出超過額の状態で、影響額は多少あるのですが、あまり大きな影響でもありません。注記をどう書いたら良いですか?

 

<A>

 研究報告第16号のQ31のリースとソフトウエアの会計処理変更の記載例は、あくまでも例示であって、他の書き方も当然OKです。

 

 具体的には、学校が消費支出超過額であれば、記載例の消費収入超過額の文言を使わないで消費支出超過額の文言で説明します。

 

 この注記の記載例1を使うか2を使うかは、学校法人が会計士と相談して決めるのがよいでしょうか。

 

 ここは、あくまでも記載例ですから、影響額が少なければ「…。なお、この変更による計算書類に与える影響は軽微である。」と書いても問題ありません。



kaikei123 at 08:26│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 計算書類 

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