2008年02月01日
【経営】多様化する大学の資金運用
こんにちは! 今日は、大学の資金運用の話です。補助金をもらっているので保守的に運用する学校ですが、全国的には、規模の大きい大学では、現預金以外の運用をしていることがわかります。
大学53%が運用指針、余剰資金の投資、本格化
(私立49%が実施 08.01.31日経金融新聞より)
資産運用に本格的に取り組む大学が増えている。全国の国公立、私立を含む四年制大学のうち53%が基本方針を定め、余剰資金を現預金以外でも運用できる体制を整えていることが、日本経済新聞社の調査で分かった。
私立大学に限ってみると49%と、昨年の調査結果(32%)を17ポイントも上回った。
少子高齢化と大学間競争の激化で、授業料や国の補助金以外にも収入を確保する必要性が高まったことが背景。
運用の基本方針は元本確保を大前提としながら、「基本ポートフォリオ(PF)」で債券や株式の配分比率を定めているところが多い。
現預金や国債中心の安定運用から、内外の株式や代替投資を取り入れた積極運用まで手法は大学によって多種多様だ。