2008年03月31日
【補助活動収入】2つの会計処理の方法がある!
こんにちは! 今日は、食堂、売店、スクールバスなどの補助活動事業のご質問です。
<Q>当中学では、生徒のためにスクールバスを運営しています。食堂の収入は、補助活動事業になりますが、会計処理は、総額法と純額法のどちらを選ぶべきですか?
<A>
本来は、会計処理は総額主義が原則なのです(基準5条)。しかし、補助活動事業については、純額表示も認められています(基準第5条但書)。
どちらの方法を採用すべきかは、各学校が判断することであり、特にこちらにしなさいと言うことはありません。
なお、「その他の重要な会計方針」で補助活動事業の収支を純額表示している旨の注記をしている場合には、収支相殺の範囲及び金額を注記することが必要になります。