【22条】翌年度繰越消費収入超過額等の書き方【経営】二極化進む大学経営

2007年08月20日

【23条】消費収支計算書の書き方

案内 こんにちは! 月曜日は、基準を順番に読みこんでいます。とうとう消費収支計算書の8回目です。今日の基準23条(消費収支計算書の様式)です。消費収支計算書の中心との言うべき条文です。

 

 

 

23条(消費収支計算書の様式)

 消費収支計算書の様式は、第4号様式のとおりとする。

 

【解説】

1.本条の趣旨

 本条は、消費収支計算書の様式を、第4号様式で示しました。消費収支計算書の様式は報告式です。

 

2.第4号様式の構成 

 消費収支計算書は、わかりやすく言うと大きく「消費収入の部」と「消費支出の部」の2つの部からなっています。

 消費収入の部は、第19条による記載科目の次に帰属収入合計を設け、次に基本金組入額合計を差し引いて消費収入の部合計を記載します。

 消費支出の部は、第19条による記載科目の次に、予算上予備費を設けた場合は予算費を記載し、そのあとに消費支出の部合計を記載して作成します。

 

<第4号様式の要点>

         消費収支計算書

         ○○年○月○日から

         ○○年○月○日まで

科目

金額

消費収入の部

帰属収入合計

基本金組入額合計

消費収入の部合計

消費支出の部

………

〔予備費〕

消費支出の部合計

当年度消費収入(又は支出)超過額

前年度繰越消費収入(又は支出)超過額

基本金取崩額

翌年度繰越消費収入(又は支出)超過額

 

3.科目のルール

 各科目のうち計上すべき金額がない科目の記載は、省略します。また、中科目の設定または小科目の追加、細分化を行っているときは、これらの科目を追加して記載します(第4号様式(注)12参照)。



kaikei123 at 08:24│Comments(0)TrackBack(0) 【学校法人会計基準・逐条解説】 

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