2005年11月09日
【資産】著しく低い価額で取得した資産の判断
こんにちは! 今日は担当者一人では悩みがちな「著しく低い価額で取得したスクールバス」の話です。
<A>資産の取得に当たり、「通常要する価額と比較して著しく低い価額で取得した資産」については、評価益が計上されると考えるが、評価益に相当する金額は如何なる勘定科目で処理すべきでしょうか?
また、「著しく低い価額」とは何をもって判断すればよいのか、判断の基準はどう考えるのですか?
<Q>
評価益に相当する金額は現物寄付金で処理するのが妥当です。
また、「著しく低い価額」の判断に当たっては、困難が伴いますが、ひとつの考え方として、相手方に寄付の意思が在るか否かをもって判断の基準とすることができます。
(出典:学校法人の経営に関する実務問答集Q142を抜粋・私学インフォメーション2003)