2023年07月21日
【人事】大学のテニュアトラック制度とは?
こんにちは!今日は、ある大学の学校評価の会合で出た話題からです。
<Q>【人事】大学のテニュアトラック制度とは?
大学のテニュアトラック制度とは何ですか?
大学のテニュアトラック制度とは、教員を一定期間任期をつけて採用し、任期中の業績を審査し、合格者に雇用保障(終身雇用)を与える制度です。
大学のテニュアトラック制は、教員を自立的な教育研究環境で一定期間雇用し、テニュア審査を経て独立した教員として採用する、大学教員の育成・選抜のための公正で透明性の高い人事制度と考えられています。
日本の大学では終身雇用制は珍しくありませんが、アメリカでは、極めて例外的な雇用形態です。ただ、アメリカでもテニュアトラック制を採用すれば、終身雇用が優秀な人材を大学に呼び込む誘因にもなると言います。
テニュアトラックという言葉は、もともとは英語の「tenure」(任期、大学の終身在職権)と「track」(通り道、道筋)を合わせた造語で、大学では終身雇用につながる道筋いう意味です。
日本でも,大学の活性化と若手研究者の自立のためにレテニュアトラック制度が導入されていますが、教員全体ではまだ少数のようです。(参考:大学事典p17 2018平凡社)
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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