【専修学校】専修学校の一般課程とは?私学法47条,痢嵎孤科学省令」とは?

2022年11月14日

計算書類と財務諸表のどっち?

洗濯3こんにちは!今日は、ある短期大学で銀行出身の方から尋ねられました。

 

<Q>計算書類と財務諸表のどっち?

 学校会計では、決算書のことを計算書類と読んでいますが、企業会計のように財務諸表とは呼ばないのですか?

 

<A>

 学校法人と企業では、会計基準が異なっているので決算書の呼び方が異なっています。

1.学校法人の場合

学校法人の場合は、学校法人会計基準1で「この省令で定めるところに従い(←学校法人会計基準のこと)、会計処理を行い、財務計算に関する書類(以下「計算書類」という。)を作成しなければならない。」となっています。

 ただ、学校法人でも有価証券報告書を発行する学校法人の場合は、有価証券発行学校法人の財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則(学校財規と言います)で財務諸表を作成します(2条)。ただし、まだ実際例は出ていません。

 

2.企業の場合

 企業の場合は、実は2つの呼び方があります。多くの中小企業は、会社法に従った決算書を作ります。ここでの決算書は、計算書類と言います。(会社法435条◆会社計算規則59条 法

 ところが企業でも有価証券報告書を提出する会社は、金融商品取引法に従った決算書を作ります。ここでの決算書は財務諸表と言います。(金融商品取引法193条、財務諸表規則1条)

 

 会計士協会には、おもしろい公表物があります。研究報告第23号の「用語の読み替えQ1」では、企業の財務諸表を学校法人の場合は、計算書類(又は財産目録)と読み替えています。

 

 また、細かいことをいうと学校法人でも私学法上の収益事業を営む場合は、基準3条で「(収益事業会計)に係る会計処理及び計算書類の作成は、一般に公正妥当と認められる企業会計の原則に従って行わなければならない。」とありますので、学校法人でも収益事業会計については、企業会計版の決算書の名称になりますが、通常は計算書類と言うでしょう。

 

決算書の呼び方

ケース

学校法人

企業

通常

計算書類

(学校法人会計基準1条)

計算書類

(会社法)

有価証券報告書発行の場合

財務諸表

(学校財規2条)

※但し、まだ実際例はない

財務諸表

(金融商品取引法)

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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