2022年01月28日
リース物件の減価償却
<Q>リース物件の減価償却
事務用のパソコンやサーバー類をファイナンス・リース取引で購入しました。このリース物件は、5年リースであり学校では機器備品に資産計上しました。この場合の減価償却はどうなりますか?
<A>
リース物件の減価償却の方法については、文科省の通知に説明があります。
リース取引に関する会計処理について(通知) (平20.9.11
20高私参第2号)
3.リース対象資産の減価償却 リース対象資産の減価償却額は、所有権移転ファイナンス・リース取引に係るものについては自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法により算定し、所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るものについてはリース期間を耐用年数とし残存価額をゼロとして算定する。 なお、会計年度の中途で取得した所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース対象資産の減価償却額の計算においても、当該リース対象資産について計算される年間減価償却額を月数按分したものによるほか、次の簡便法を採用している場合も、重要性がない場合には、妥当な会計処理として取り扱うことができるものとする。 ア 取得時の会計年度は、償却額年額の2分の1の額により行う。 イ 取得時の会計年度は、償却を行わず、翌会計年度から行う。 ウ 取得時の会計年度から償却額年額により行う。 |
出典:リース取引に関する会計処理について(平成20年9月11日高等教育局私学部参事官通知)
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│