【改正予定?私学法】社会福祉法人の評議員の選任【改正予定?私学法】社会福祉法人の理事会と評議員会

2021年10月27日

【改正予定?私学法】社会福祉法人の評議員の権限責任

案内 今日は、ある会合での「学校法人ガバナンス改革会議」関係のご質問です。

 


<Q>【改正予定?私学法】社会福祉法人の評議員の権限責任

 来年、通常国会に提出予定の改正私学法案は、社会福祉法人タイプのガバナンスになるようですが、社会福祉法人の場合、評議員さんの権限・責任はどうなっていますか?

 

<A>

【評議員の権限】

評議員個々についても、以下の権限が付与されています。

評議員の権限

根拠

評議員会の理事に対する招集請求(理事が遅滞なく招集手続を行わない等の場合は、所轄庁の許可を得て自ら招集できる。)

社会福祉法45条の9

 

議題提案権(議題提案権の行使は、評議員会の4週間前まで)

社会福祉法45条の8ぁ一般法人法184

議案提案権(評議員会の場で、議題の範囲内で議案の提案が可能)

社会福祉法45条の8ぁ一般法人法185

理事の行為熊止請求権

社会福祉法45条の16ぁ一般法人法88

理事や監事の解任請求提訴権

社会福祉法45条の4、一般法人法2842

評議員会決議取消提訴権

社会福祉法45条の12、一般法人法266

会計帳簿閲覧・謄写請求権

社会福祉法45条の25

計算書類等閲覧・交付請求権

社会福祉法45条の32

 

【評議員の義務】

・善管注意義務

評議員と社会福祉法人の関係は、委任契約なので(社会福祉法38)。このため評議員は、社会福祉法人に対して善良なる管理者としての注意義務(善管注意義務)を負うことになります(民法644)

 

【評議員の責任】

・法人に対する損害賠償責任(社会福祉法45条の20)

・第三者に対する損害賠償責任(社会福祉法45条の21 

・連帯責任(社会福祉法45条の22

・特別背任罪

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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