【大学・専門学校】修学支援制度の対象校土地購入の着手金

2021年10月04日

大科目が省略できない理由って何?

質問こんにちは!今日は、高校の経理の方からのご質問です。

 



<Q>大科目が省略できない理由って何?

 決算書の作成では、どうして大科目は省略できないのでしょうか?どこかに書いてあるのですか?

 

<A>

 大科目については、集計科目を言うことで省略できません。

 「学校法人会計基準の改正に関する説明会」への質問回答集(文科省)平成262月で説明がありました。

 

<少し補足>

「学校法人会計基準の改正に関する説明会」への質問回答集(文科省)平成262月 のQ9です。

Q9.「事業活動収支計算書」において、特別収支に該当する項目がない場合に、「特別収支の部」を省略できますか。

A9.今回の会計基準の改正は、「事業活動収支計算書」に区分経理の概念を導入するなど、一般にわかりやすく、経営判断に資するものとすることを目的にしています。

この観点から、特別収支に該当する項目の有無、また、例えば、大科目「資産処分差額」の有無などの情報が明示的にあった方がわかりやすく、他の学校法人との比較もしやすいため、様式の一部である「特別収支の部」は省略できませんし、特別収支に該当する項目がなくても、大科目は省略できないという考え方で処理を統一することといたします。

「新基準」の別表と様式の「注」については以下のとおりです。

別表第2「事業活動収支計算書記載科目」の(注)1に定めるように、小科目については、適当な科目を追加し、又は細分することができますが、大科目については様式で示しているもの以外の科目の設定は認めていません。

なお、第5号様式「事業活動収支計算書」の(注)1においては、「この表に掲げる科目に計上すべき金額がない場合には、当該科目を省略する様式によるものとする。」としていますが、別表第2と同じ趣旨に理解すべきで、この規定は小科目に関してのみ適用があると解しています。

また、会計処理の結果として、金額を計上する科目は小科目であり、大科目はその小科目の金額を集計するものであるという点からも、計上する科目ではない大科目は省略できないと解され、大科目は金額がなくても、省略できず、予算0決算0差異0で表示することになります。

なお、この考え方は、今回の改正以降、第1号様式「資金収支計算書」の大科目及び第7号様式「貸借対照表」の大科目・中科目についても同様に統一することといたします。

大科目の扱いについては、従来は特に通知等は発出されておらず、文部科学省としての解釈を示すものとしては、以下の「文部省高等教育局私学部長 野崎弘著 第一法規「新版学校法人会計基準詳説」平成2年版」の 44 ページから 45 ページ(以下に内容を抜粋)において、以前から同様の見解を示していましたが、実務上の取扱いは分かれているため、今回の改正に合わせて処理の統一を図るものです。

 

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0) ☆ 計算書類 

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