【地方公務員】会計年度任用職員って何?【部門人件費】発令基準の例外:法人本部の人件費

2021年11月11日

【情報公開】決算書の閲覧を拒否する場合の「正当な理由」って何??

情報公開2こんにちは!今日は、高校法人の理事長さんからのご質問です。

 


<Q>【情報公開】決算書の閲覧を拒否する場合の「正当な理由」って何??

 もし学校に利害関係のある人が本部の窓口に来て「決算書を見せてください」と言われた場合、学校は「正当な理由」がなければ決算書を見せることになりますが、ここでの「正当な理由」とは何ですか?

私立学校法

(財産目録等の備付け及び閲覧)

第47条 学校法人は、毎会計年度終了後2月以内に、文部科学省令で定めるところにより、財産目録、貸借対照表、収支計算書、事業報告書及び役員等名簿(理事、監事及び評議員の氏名及び住所を記載した名簿をいう。次項及び第三項において同じ。)を作成しなければならない。

2 学校法人は、前項の書類、第37条第3項第4号の監査報告書及び役員に対する報酬等の支給の基準(以下「財産目録等」という。)を、作成の日から5年間、各事務所に備えて置き、請求があつた場合(都道府県知事が所轄庁である学校法人の財産目録等(役員等名簿を除く。)にあっては、当該学校法人の設置する私立学校に在学する者その他の利害関係人から請求があつた場合に限る。)には、正当な理由がある場合を除いて、これを閲覧に供しなければならない。

 

<A>

毎会計年度終了後2月以内に、財産目録、貸借対照表及び収支計算書のほか、事業報告書を作成します(私学法47条 法そして学校法人は、これら書類と監事監査報告書を各事務所に備えて置き、在学者その他の利害関係人から請求があった場合には、正当な理由がある場合を除いて、これを閲覧に供しなければならないこととになっています (私学法47条◆法

ただ、「正当な理由」の説明は、学校会計の法規集には見当たりません。

そこで松坂先生の逐条解説(p462)の力を借りて説明します。

「正当な理由」とは、明らかに不法又は不当な目的である場合や、公開すべきではない個人情報が含まれる場合をいい、これらの理由がある場合には、閲覧を拒むことができることとなる。具体的には、休日や業務時間外の請求や、業務を遅滞させる等の目的をもっての請求であることが明らかな場合、個人のプライバシーを侵害するおそれがある場合等であり、個別の事例により各学校法人が判断することとなる。

 

 とは言っても基本的な考え方は、公共性の高い学校法人ですので、自主的な判断で積極的に情報公開を進めていくことが望まれていることを忘れてはなりません。

もし、学校で正当な理由がないのに、決算書の閲覧を拒んだときは、理事長や担当理事は、私学法66条Г竜定により20万円以下の過料に処せられることになっています。実際は、それ以上に公共性の高い学校としての信用を失うことになってしまうことでしょう。

 

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:29│Comments(0) ◎ 法人運営 

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