2021年07月05日
【図書】図書がなくなった場合の会計処理
こんにちは!今日は、学校会計研修会(入門編)でのご質問です。
<Q>図書がなくなった場合の会計処理
資産計上した図書がなくなると会計処理はどうなるのですか?
<A>
資産処分差額と言う科目で除却処理をします。
<少し解説>
図書の会計処理は、文部省の通知にありました(雑管第115号 S47.11.14)。
ここでは、「図書の管理上除却の処理が行なわれたときは、当該図書の取得価額相当額をもって消費支出(今の事業活動支出)に計上する」となっています。
ですから資産計上した図書がなくなった場合は、
(大科目)資産処分差額(小科目)設備処分差額又は図書処分差額 として処理します。
この取引は、現金預金の動きがないので事業活動収支計算書だけに登場し、特別収支の部に出てきます。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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