2021年02月24日
高校の新設科目「公共」について
<Q>高校の新設科目「公共」について
校長が言っていた新設科目の「公共」とは何でしょうか?
<A>
高校では、平成30年3月に高校の新学習指導要領が告示され、新教育課程は、移行期間を経て、2022年度から学年進行で実施されます。
高校の新教育課程では、教科「公民」のなかに必修科目として、「現代社会」がなくなり、代わって「公共」が新設されます。ですから高校では、「公共」の開設準備を進めているわけです。
詳しくは、高校の学習指導要領にあります。
【公民編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 (PDF:2.2MB)
<少し補足>
新しい学習指導要領で、代わる教育課程を少し見ておきます。
出典は、「教育の最新事情がよくわかる本2020」p64(2019年10月 編集:教育開発研究所。発行:教育開発研究所)です。
高校の新教育課程の主な変更点 ■科目や教科の再編・新設 ○公民科の「現代社会」を廃止し、必修科目「公共」を新設 ○地理歴史科を再編し、必修科目「地理総合」「歴史総合」を新設。探究的な選択科目「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」を新設 ○国語科を再編。探究的な選択科目として「古典探究」を新設 ○教科「理数」を新設など ■「総合的な探究の時間」への変更 ○「探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力」を育 成することを目標とする |
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
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