2021年02月19日
購買部の販売と入学案内の販売の相違
<Q>購買部の販売と入学案内の販売の相違
購買部の売上は、補助活動収入ですが、窓口での入学案内・過去問の販売はその他の雑収入で会計処理しています?おかしくないですか?
<A>
一般的な会計処理ですが、学校の購買部での物品売上は、主に生徒を対象にする売上で、おそらく学校の授業や部活、学校行事に関係するもの=いわば教育に付随する事業なので補助活動収入で計上します。
他方、窓口での入学案内・過去問の売上は、外部者に対する売上で、学校の授業や部活、学校行事とは直接関係していません。このため(大科目)雑収入(小科目)その他の雑収入にしています。
<少し説明>
学校法人会計基準
基準別表第一 資金収支計算書記載科目
大科目 | 小科目 | 備考 |
付随事業・収益事業収入 |
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| 補助活動収入 | 食堂、売店、寄宿舎等教育活動に付随する活動に係る事業の収入をいう。 |
雑収入 |
| 施設設備利用料収入・廃品売却収入その他その他学校法人の負債とならない上記の各収入以外の収入をいう。 |
今日は、ここまでです。