2020年11月24日
【手数料収入】大学入試センター試験実施手数料収入は、このままでいいの?
<Q>【手数料収入】大学入試センター試験実施手数料収入は、このままでいいの?
大学の入試制度の名称が変わったのですが、従来の(大科目)手数料収入(小科目)大学入試センター試験実施手数料収入 は、そのままでいいのでしょうか?
※大学入試制度の名称変更
| 2020年度「入試」 (2020年4月入学者用) | 2021年度「選抜」 (2021年4月入学者用) |
名称 | 大学入試センター試験 | 大学入学共通テスト |
収入の小科目 | 大学入試センター試験実施手数料収入 | ???
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実施機関 | 独立行政法人大学入試センター |
<A>
私学事業団の実務問答集に「22 大学入試センターからの「試験実施経費」の受入れと支出」では、大学入試センターから支払われた「試験実施経費」は、「大学の試験実施と同じ趣旨のものと位置付け、「(大科目)手数料(収入)」「(小科目)大学入試センター試験実施手数料(収入)」を設け、他と区分して表示するのが妥当である。」とありました。
ですが、2021年度の大学入試から入試制度の名称変更がありました。入試制度の名称変更は、「大学入試センター試験」→「大学入学共通テスト」に変わりました。実施主体は、独立行政法人大学入試センターです。
次に、小科目の検討ですが、従来の科目をよくよく見てみると、科目名は「試験制度+実施手数料収入」と分解できます。そうすると、今後の手数料収入は、「大学入学共通テスト+実施手数料収入」になりそうです。新しい小科目は、シンプルに「大学入学共通テスト実施手数料収入」が綺麗でしょう。
<今日のまとめ>
| 2020年度「入試」 (2020年4月入学者用) | 2021年度「選抜」 (2021年4月入学者用) |
名称 | 大学入試センター試験 | 大学入学共通テスト |
収入の小科目 | 大学入試センター試験実施手数料収入 | 大学入学共通テスト実施手数料収入 |
実施機関 | 独立行政法人大学入試センター |
今日は、ここまでです。