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2020年09月14日

【学年】学校が4月始まりの理由とは??

カレンダー1こんにちは!今日は、高校関係者の集まりでの話題です。

 


<Q>【学年】学校が4月始まりの理由とは??

 学校が4月始まりの理由は、そもそも何でしょうか?

 

<A>

 まず、学校教育法施行規則59条の確認です。

第3節 学年及び授業日

【学年】

59条 小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。

 他の学校種にも準用規定があります。※39条(幼稚園)、79条(中学校)、79条の8(義務教育学校)、104条(高校)、113条(中等教育学校)、135条(特別支援学校)、179(高等専門学校)

 細かいことを言うと、単位制高等学校(103条 法⊇ざ版限が3年を超える定時制の課程では例外があります(104条◆法

 さて、4月始まりの理由ですが、学校教育法の専門書(「学校校教育法ハンドブツク」編集:清水俊彦。H22(株)教育開発研究所)p79によると

‥‥4月スタートになった理由は、陸軍との人材獲得競争や行政の会計年度に合わせることなどであったが、‥‥。また、 明治当初は1年ではなく、半年進級制であった。教員数を減らすために学年制になるわけだが、児童の生まれ月による発達・理解度の差を考えればありえる選択肢だろう。

 とあります。

 

<少し発展:大学の場合>

 また、大学は学校教育法163条で「大学の学年の始期及び終期は、学長が定める。」となっています。つまり大学の学年は「4月1日に始まり‥‥」と法定されているわけではないようです。この当りの事情は、文科省の高等教育局長通知にみることができます。

学校教育法施行規則の一部を改正する省令及び大学院設置基準の一部を改正する省令等の施行について(抄)(平19.12.14 19文科高575号 文部科学省高等教育局長通知))

   (抜粋です

第一 学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成19年文部科学省令第38号)

(1)改正の概要

我が国の大学と我が国と学年暦が異なる諸外国の学校との間の交流の円滑化や、大学入学における選択肢の多様化等の観点から、秋季入学を各大学においてより柔軟に導入できるよう、大学の学年の始期及び終期は、学長が定めるものとしたこと。(第70条の9〔現行163条〕関係)

(2)留意事項

1 今回の改正により、各大学の判断により、学年の始期を4月以外と定めることが可能となること。なお、学年の終期は、学生の在学関係を継続させる必要があるため、学年が正確に一年間となるよう定めるよう留意すること。

2 今後とも、各大学の判断により、学年の途中においても学期の区分に従い学生を入学させ及び卒業させることができること。したがって、原則として4月に学生を受け入れ、一部を秋季等にも受け入れる場合には、従来どおり、学年の始期は4月と定めることが適当であること。一方、原則として10月等に学生を受け入れ、一部を4月等にも受け入れようとする場合には、学年の始期を10月等と定めることが適当であること。

3 学年については、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第2号)第4条第1項の規定により、学則に記載することとされていることから、学年の始期を4月以外に変更する場合には、学則の変更が必要となること。この場合、公私立大学にあっては、学校教育法施行令(昭和28年政令第340号)第26条第1項第3号又は学校教育法施行規則第2条第1号の規定に基づき、文部科学大臣への届出が必要となること。

4 ‥‥‥

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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