【会計士さんより】特別収支の部に一言申す?!【財務分析】高校法人の積立率を出したい!

2019年03月20日

【図書】1円の図書でも資産計上する理由とは?

図書館2こんにちは!今日は、高校の経理の方からの御質問です。

 

<Q>【図書】1円の図書でも資産計上する理由とは?

 図書は、長期保有目的なら金額の大小に関係なく資産計上するのは、どうしてですか?

 

<A>

 図書の会計処理は、「図書の会計処理について(報告)」について(通知) (昭47.11.14雑管第115号)で「1.長期間にわたって保存、使用することが予定される図書は、取得価額の多寡にかかわらず固定資産に属する図書として取扱う。」ことになりました。

 

 この通知、雑管第115号が発出される少し前に、三角先生の基準詳説が出版されました。(「文部省令 学校法人会計基準詳説」P104 昭和47年8月20日 三角哲生 第一法規出版株式会社)ここにヒントが書かれています。

 図書についてもう一つ付け加えたいことは、貸借対照表もしくは財産目録に計上すべき図書の金額基準の問題である。1冊1冊の図書の価額は比較的安い。そこでもし他の固定資産のように1万円とか3万円もしくは5万円というような基準を採用すると、少なくとも冊数上は大部分の図書がこの基準からもれてしまう。もともといわゆる資本的支出の限界に関する金額基準は、それを適用しても当該資産の大部分をのがさないということが前提となって成り立つはずのものである。その意味から、学校において図書を保有する目的や図書の価額とその価値との関係等を考えるならば、学校の場合は図書についてしいて金額基準を設けないほうが適当であろう。すなわち取得する図書の利用の態様等から判断して、はじめから消費収支計算上消費支出として処理することが適当な図書以外の図書は、金額の多寡にかかわらず、いっさいを資産に計上することが適当であろう。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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