【法律】在学契約は誰と誰の契約?【私学法】私学法25条の「経営に必要な財産」って何?

2019年03月12日

【入学金】今更ですが、入学金の計上時期を考えてみました

大学生こんにちは!今日は、大学の総務の方との会話からです。

 

<Q>今更ですが、入学金の計上時期を考えてみました。

 入学金は、入学契約の開始が41日に計上していますが、入学金を授業して入学手続書類を受領した3月に計上すべきではないでしょうか?

 

<A>

 入学契約(在学契約)での入学金の法的性格を押さえます。

 弁護士の小國隆輔先生の「私学経営の法律相談■僉A学生・生徒管理」p9  H25法友社)を引用されていただきます。

(3)在学契約においては、入学願書を学校へ提出することが「入学したい(=

その学校法人と在学契約を締結したい)」という申込みの意思表示であり、合格通知等を送付することが、「入学を許可する(=その受験者と在学契約を締結したい)」という承諾の意思表示とも考えられます(注6)。もっとも、入学許可の意思表示には、所定の入学手続を完了した場合という条件が付されているとみられるので、入学金、授業料等の諸費用を納付し、所定の書類を提出するなど入学手続を完了したときに契約が成立します。

 また、在学契約には、学年が始まる4月1日(注7)を始期にするという合が含まれると解されます。学則や個別合意で異なる日を定めている場合を除き、在学契約の効力が生じるのは、新年度の4月1日と解されます(注8)

 

 そうすると、法律上は、はやり入学金の納入+入学手続書類の受領で在学契約は成立しているようです。ただ、在学契約に基づいた役務の提供開始が在学年度が始まる41日なので、41日に入学金収入を計上するのでしょうか。

 

 確か国立大学法人の入学金は、入学手続きの事務手数料とのことで(ホントは事務手数料にしてはちょっと高い気もしますが)、入学金の受領年度の収益計上していました。国立大学の入学金は、私学で言う入学検定料に近い意味でしょうか。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0) ■■ 収入/学納金収入 

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