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2019年03月11日

【法律】在学契約は誰と誰の契約?

専修学校こんにちは!今日は、専修学校法人の監事さんからのご質問です。

 

<Q>在学契約は誰と誰の契約?

 在学契約は誰と誰の契約ですか?

 

<A>

 入学契約と言った方がわかりやすいかも知れませんが、在学契約は誰と誰の契約かです。

1.学校側の契約当事者

 大学・専門学校・高校に入学すると在学契約の相手方は、大学・専門学校・高校が契約当事者に思いがちです。

 ただ、法律の世界では、学校側の契約当事者が法人格と持つ学校法人になります。大学・専門学校・高校には法人格はありません。ここは、一般常識からすると違和感があるかもしれません。

 解説は弁護士さん執筆の法律書の力をかります。

※「私学経営の法律相談■僉A学生・生徒管理」p6 小國隆輔H25法友社)

 在学契約成立の段階では、入学の許可は校長が行うこととされており、校長が職務として行った法律行為の効果は学校法人へ帰属します。また、在学契約から生じる諸々の債権・債務の主体は、学校法人です。

 学校法人が設置する個々の学校は、法人格がないので、契約当事者にはなり

得ません。

 

2.学生側の当事者

 学生側の当事者は、保護者か学生・生徒か悩みます。ですか、法解釈の世界の話なので、法規や判例を探してみます。小國先生の本p6を参考にします。

 

〇高校の場合

 山形地裁判決(山形地裁昭52.3.30判決〔日大山形高校体操部落下事件〕)では、高等学校における在学契約の当事者は親権者ではなく生徒であるとしています。

〇大学の場合

 大学の在学契約については、いわゆる学納金返還訴訟の最高裁判決が、在学契約は学校法人と学生との間に締結されるものであることを明示しています(最高裁二小 平18.11.27判決)

 生徒・学生が在学契約の当事者になる理由は、俵先生の本で見たことがあります。「高等学校以上の学生・生徒の在学契約については、学生・生徒に意思能力があるので、父母等の親権者の同意を前提に、また、大学生等で成人の場合は同意も必要なく、学生・生徒自体が契約当事者となる。」(「私立学校の法律相談」p565H14法友社)

 

〇小学生・中学生・幼稚園児

 「意思能力の不十分な小・中学校、幼稚園の児童・生徒・園児の場合には、父母等の親権者が、当事者である児童・生徒等の法定代理人として契約を締結するという構成と、親権者自体が直接契約の当事者となるとする構成とが、考えられる。」(同上・H14俵先生p565

 

 今日は、ここまです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0) ◎ 法人運営 

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