【高校】iPadの無償貸与【財務】今日の私学財政(幼稚園版)の認定こども園の取り扱い

2018年09月20日

【減価償却】備忘価額って何?

疑問こんにちは!今日は、高校の経理の方からの御質問です。

 

<Q>【減価償却】備忘価額って何?

 固定資産台帳に出ている備忘価額って何ですか?と言うか定義はどこかに書いてありますか?

 

<A>

 備忘価額は、「予め忘れたときに備えた価額」と読めます。 

 具体的には、固定資産を残存価額0で減価償却計算をすると耐用年数が到来してしまうと、帳簿残高0円になってしまいます。ですが、現物資産は残っているので帳簿価額の1円(100円でも可)を残して、減価償却をします。この場合の帳簿価額1円を備忘価額といいます。備忘価額は、会計よりの固定資産の現物管理の必要上の金額と考えられます。

 

 学校会計の法規集には、直接的な備忘価額の定義はないのですが、参考になる記述はあります。「学校法人会計基準の一部改正に伴う計算書類の作成について(通知)」に関する実務指針(学校法人委員会実務指針第45号)で有姿除却について説明した部分です。

35備忘価額

Q 備忘価額はなぜ残す必要があるのでしょうか。また備忘価額はどのように決定すればよいですか。

A 第8号通知僑. (1)において「備忘価額を残して貸借対照表の資産計上額から除く」とされているのは、固定資産の評価を実施した後も当該固定資産を引き続き保有していることを帳簿上明らかにするためのものである。このため、備忘価額は学校法人が規程等で合理的に決めた価額(例えば1円) となる。

 なお、処分ができる状況である場合には、固定資産の評価の対象とはならないため、市場価格や売却価格はここでいう合理的に決めた価額とはならない。

 学校会計では、「有形固定資産の減価償却額の計算に当たっては、残存価額を零として行った場合であっても、妥当な会計処理として取り扱うものとする。この場合、最終年度に備忘価額を付するものとする。」ことになっています。ただし、グループ償却では、(計算の簡便性を優先して)備忘価額は付けませんでした。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)

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